理想の肌にするために

 自分の肌に関心を持ったのは中学生のときだった。思春期特有のオイル肌にもかかわらず安い洗顔のみで対応をしていたある日、額に大小さまざまな奴らが現れた。そう、ニキビである。今まで鏡すらろくに見てこなかった私は、突如現れたニキビにパニックを起こした。放置すれば段々と白い膿が溜まっていき、偶然触れただけでも痛くなる。その痛みから逃れようと、私は禁忌を犯してしまった。私がニキビを潰していくのを見かねた母は私を皮膚科へ連れて行った。

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「顔を洗いすぎてもよくないよ」と私からすれば少し的外れなアドバイスを言われながら、飲み薬(たしかビタミン剤)と塗り薬を処方された。この飲み薬が素晴らしい効果を発揮したのだ。顔に日焼け止めを塗ることにすら異物感を感じる私は塗り薬をしょっちゅう忘れていたが、飲み薬だけは欠かさずに飲んだ。その結果、数えきれないほどのニキビは日に日に数を減らしていき、飲み薬が無くなるころにはせいぜい2、3個程度にまで落ち着いた。母からも「年頃だから」と言われていたため、ニキビの撲滅にはこだわらなかった。ニキビを潰すことも無くなり、今では額にニキビが出ることは滅多に無い。

 しかし、肌トラブルはニキビだけでは無い。ここ数年私が悩んでいるのは毛穴である。
 今になって、中学生の頃にニキビなんてピンポイントにこだわらず、顔全体の様子をもっと確認していればよかったと後悔している。今私を悩ませている毛穴は、オイル肌だった中学生の頃にはすでに開き始めていたはずだからだ。化粧水を使い始めたのがここ数年のことで、それまで私の肌は暴力と言っても過言ではないほどの状況であった。ケアをされない肌は段々と引き締まることを忘れ、その空間には埃や汗など様々な汚物が収納されていった。そうして出来上がったのが開いて黒ずんだ毛穴である。

 そもそも私が肌のケアの必要性を実感したのはメイクを始めたことがきっかけだった。メイクをするために今まで見てこなかった自分の顔をまじまじと観察すると、「おや、これはメイクで隠しきれるのか」と首をかしげてしまうほど肌が荒れ果てていたのである。すぐさま私は相棒のiPhoneで肌のケアを調べた。毎日毎日調べ、ようやく私に必要なケアにたどり着いた。ずばり、「クレンジング」と「保湿」である。「いや、それ当たり前」。そう思う人もいるだろう。しかし、私はその基礎すら知らなかったのだ。

 クレンジングや保湿も様々な商品があり、どれが自分に合っているのかわからなかった。洗顔とクレンジングが一度にできるものも試したし、DUOを使ったこともある。DUOは確かにメイクはすっきりと落ちたが、私にはそれだけでは足りないようで、2、3か月続けたが全く変化が無かった。まぁ、現状維持はしていたので悪い商品ではないのだろう。そんな私が今愛用しているのがFANCLのマイルドクレンジングオイルである。まるでPRのような口調だが、そんなことはない。

 マイルドクレンジングオイルはその名の通りオイルタイプのクレンジング剤である。しかし、オイルではあるがさほどべたつきは感じない。むしろさらさらとしているため目の周りに使用するときはしっかりと目を閉じないと垂れてしまうほどだ。一度DUOに浮気をしたが、私にはマイルドクレンジングオイルが必要だった。再び使い始めて半年が経つが、鼻の黒ずみが目立たない日が増えてきている。その日の肌の調子では黒ずみが目立つこともあるが、全てを流し終えた風呂上りに鏡で自分の顔を見ることが楽しくなってきた程度の肌にはなってきている。
 現在保湿は無印良品で揃えているが、正直肌が潤っている感覚はあまり無い。それでも無理やりでも吸引するように肌に言い聞かせながら毎日使っている。
 私の肌に必要な「クレンジング」と「保湿」のうち、「クレンジング」は現在のまま継続していこうと考えているが、「保湿」に関してはこれからも試行錯誤が必要だと日々悩んでいる。30歳には理想の肌に仕上げたいものである。